温泉施設の看板って、結構過酷な条件の場所が多いんです
1つは、「濡れ場」と言われる場所 お風呂内の事です 水濡れする場所は、とくに傷みが出やすいんです その場合に注意する事は、腐りや腐食が少ない素材を選びます
浴室内の雰囲気を考えつつ、長持ちする事も頭に入れて材質の提案をしています
せっかく取り付けた看板が数ヶ月で腐食してしまっては、お客様に申し訳ありませんので
※場合によっては、お客様と協議し、風合いなど重視し、短期の腐食を前提に施工する場合もございます
温泉施設内、最も過酷な場所が、サウナルーム内の看板です
サウナは、営業時、90~100度近くまで温度が上がります
※施設によりことなります 施設内でも付ける位置(高さ)によっても温度が異なります
その上、営業終了後、特に冬場は、システムをオフにすると、10度以下、場合や地域によっては、0度近く、又はマイナスまで温度が下がります
この過酷な場所に看板をセットする場合の注意点は、温度変化による材料の膨張(伸びちぢみ)を
考えます
どんな材料でも少なからず伸びちぢみがあります
特に板面(表示面)の表現方法も考える必要があります
通常看板の板面の表現に使用するのは、
大きくわけて「インクジェットプリント」と「カッティングシール」の2種類です
こちらは、両者ともビニール系素材です サウナのような高温の場所には全く適しません
数分でビニールが焦げたような状態になってしまいます