こういった場合、看板業者が施工すると、カベにアルミ複合板を貼り付け、
その上にインクジェットのプリントしたものを施工するのが通常です
その場合、パネルの厚みや質感がカベ紙には叶いません
カベ紙施工業者さんですと、仕上がりは完璧ですが、カタログから柄を選ぶ感じになり、
オリジナリティが出ません
そこで私どもで考えたのが、カベ紙のオリジナルプリントです
それも通常紙に印刷するのではなく、「和」な柄の上にプリントする作戦を考えました~
元々あるカベ紙の上に出力するのは、リスクがあります
白の紙の上でしたら、なんの問題もありませんが、柄の上に出力する事の弊害は、
1、プリントしても下地の柄が出てしまい、キレイに仕上がらない
2、インクのノリが悪く、後でハゲてしまう
この2点が懸念されました~
そこで、柄をハッキリ出す為に、柄の出力前に、柄部分に白打ちします
白打ちとは、下地を白にしてから出力する事です
この場合の問題点は、白打ちと出力した柄とのズレが出てしまう事です
どうしても二度出力機を通す事でのズレが出てしまう事がイヤでした~
いろいろ作戦を考え、問題点をクリア!
その後のハゲ等も出力テストを繰り返し、問題ないレベルに仕上げました~
施工後の写真がこちらです↓